熱海殺人事件~長野県バージョン~ アートひかり(上田市)×二口大学(京都市)

投稿者: uedafes 投稿日:

熱海殺人事件~長野県バージョン~ アートひかり(上田市)×二口大学(京都市)

11/9(金)20:00
11/10(土)19:00
11/11(日)14:00

会場:犀の角(海野町商店街)

原作:つかこうへい
演出:仲田恭子(アートひかり)
出演:二口大学、水嶋義人
(劇団ACT MAFIA TOKYO BOWZ)
杉山雅紀、木内琴子(SPAC)

上演時間:100分(予定)
一般:2,500円/ペア:4,000円
学生:1,500円

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つかこうへいの名作“長野県版”を通して、
上田から「東京と地方」の関係に切り込む

「犀の角」のレジデントアーティストである演出家・仲田恭子(アートひかり)と京都を中心に活動する舞台俳優・二口大学がタッグを組み、故つかこうへいの名作『熱海殺人事件』に挑みます。熱海の海岸で起こった地方から上京した男の恋人殺しという三流事件を、タキシード姿の警視庁・木村伝兵衞部長刑事が自らの美意識にそって立派な事件に、そして容疑者・大山金太郎を一流の犯人に育て上げていく2時間。

1973年の初演以来、つかの代表作として人気を誇り、今なお上演が引きを切らない本作を、長野県内で活動する俳優らとともに犀の角で創作し、長野県ならではのネタも盛り込み、地方都市・上田から東京と地方の関係を問い直します。

仲田恭子(なかだやすこ)
演出家・アートひかり主宰。劇場を飛び出し、元茶工場、神社仏閣、史跡や飲食店などのあらゆる場所で、ワークショップや公演活動、また地域における演劇文化の裾野の拡大と活性化を志した演劇祭の企画・運営などを行っている。2017年3月より犀の角レジデントアーティストとして活動中。

二口大学(ふたくちだいがく)
俳優。京都市在住。劇団「このしたやみ」のメンバー。京都を中心に韓国、ロシア4都市、ポーランド3都市(今年)でも公演を行う。上田には演劇公演と落語でそれぞれ二度ずつ訪れている。第10回関西現代演劇俳優賞受賞。

杉山雅紀(すぎやままさき)
俳優。日本大学芸術学部映画学科卒業。2002~06年¡OJO!(オッホ)所属。以降、スポンジ、羽生一家玉組、ライブアップカプセルズなど、東京の小劇場で活動。それに並行し、アートひかりの地方公演にも多数出演。 17年3月より犀の角レジデントアーティストとして活動中。

水嶋義人(みずしまよしと)
俳優。東京キッドブラザースを経てTOKYO BOWZに入団。信州上田を拠点に活動している日ノ本一の兵なり。

木内琴子(きうちことこ)
俳優。横浜市出身。2009年よりSPAC‐静岡県舞台芸術センター所属俳優となる。出演作品は、『夜叉ヶ池』泉鏡花作(万年姥)、『わが町』ワイルダー作(ギブス夫人)、『青森県のせむし男』寺山修司作(大正マツ)、『東海道四谷怪談』鶴屋南北作(お岩)など。
©SPAC Photo : NAKAO Eiji

アーティストが街の劇場で働きながら創作するという「犀の角」のスタイルがおぼろげに見えてきた。そこで、杮落しの頃から関わってくれていた京都を中心に息の長い活動を続ける俳優の二口さんと、レジデントアーティストの仲田さんに制作を依頼し座組の中心が決定。そこに上田の老舗ミュージカル劇団の看板俳優・水嶋さんから仲田さんの演出を受けてみたいとの申し出があり、同じくレジデントの杉山さんを合わせると、3人のいい俳優が集結することに。その少し前に古典戯曲を読む会@上田で「熱海」を読んだ仲田さんが興味を持ち、また私自身も「熱海」で人生が変わった一人なので、これは「熱海」をやれということなのだろうと心を決めた。(プロデューサー)

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カテゴリー: 2018PROGRAM