shelf volume 29『 AN UND AUS|つく、きえる』12月7日(土)8日(日)〈演劇〉

投稿者: uedafes 投稿日:

『 AN UND AUS|つく、きえる』

shelf【東京都】

ローラント・シンメルプフェニヒ

大塚直

構成・演出・美術:矢野靖人

stageperformingrights:S.Fischer Verlag Frankfurt/Main

出演川渕優子、三橋麻子、沖渡崇史、横田雄平、江原由桂、大石憲、鈴木正孝、古木杏子

会場:犀の角

12月7日(土)18:00開演
12月8日(日)13:00開演

一般:2,500円 学生:1,500
ペア:4,000円
小学生以下無料
※未就学児観劇可

アフタートーク有り(7日のみ)

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ドイツ人劇作家が記した、東日本大震災にまつわる記憶の物語

沿岸の小さな町の港にある小さなホテル。日常のなか、毎週月曜に必ず不倫を重ねる三組の中年カップル。ホテルのスタッフである若者は、湾岸警備のために高台にいる恋人の娘と携帯電話のメールで常に連絡を取り合っている。お互いを深く愛しつつも、二人が直接に出会うことはない。「まるでミツバチとクジラみたいに。」やがてカタストロフィが世界を襲い、ホテルは世界は水の底に沈んでしまう。人は圧倒的な出来事に出くわしたときそのことをどのように受け止められるのか。ドイツ人作家が東日本大震災をモチーフに描いた寓意的な戯曲に対し、私たち日本人はどう向き合うことが出来るのか。近年、活動の幅を国内外に広げている劇団shelfによる意欲作をお見逃しなく。

『つく、きえる』戯曲朗読ワークショップ
「声に出して読むところから始めよう。」
12月5日(木)18:00~21:00
定員:15人(高校生以上)
参加費1,500円

『つく、きえる』戯曲朗読ワークショップ
「声に出して読むところから始めよう。」
shelfが上演する『つく、きえる』をみんなで読んでみることから始めます。

『つく、きえる』戯曲朗読ワークショップ 「声に出して読むところから始めよう。」

矢野靖人(やの・やすひと)

shelf演出家・代表。shelfでは洋の東西を問わず毎公演、古典的テキストを中心に大胆に再構成。代表作に『GHOSTS-COM-POSITION/IBSEN』(ヘンリック・イプセン)、『班女/弱法師』(三島由紀夫)など。最近はタイ、インドネシア、中国など国外での活躍も多い。

カテゴリー: 2019PROGRAM